2012/10/24

教会と美味しいお魚を訪ねて@五島福江 二日目

 
 
6:00に目が覚めた。
旅先だと自然と目が覚める。
まだ外は薄暗い。
 
朝、6:30から市場でセリが始まるらしい。
どんなお魚がくるのかな。
 
 
 
 
港を通り過ぎるところで日の出を見る。
今日もいい天気になりそう。
 
なぜか行儀よく並んでぴくぴくしているお魚。
どうしてここにいるのか。
 
 
 
 
港にもそれっぽい建物はあるんだけど、誰もいない。
あれー?今日休み??
 
と思いつつ、港と並行している道をずううっと先っぽまで歩いて行くと、
とつぜん市場出現!お魚たくさん!仲買人たくさん!


ブダイ

きびなご / アオリイカ  
 
 
 
市場の向かいでは、老夫婦がのんびり釣り。
 
 
「釣れないねえ~」
「そうだねえ~」
 
 
って感じなのかな。
のどかだ。
 
 


いや案外


「釣れないと今日の晩のおかずねえべさ」
「えっ…そんな、3日もおかずなし!?」


てな感じなのかも。


そのあと宿に戻って朝ご飯を食べて、出発!

レンタカーを借りる時レンタカー屋さんの場所が古い地図で確認したらしく間違ってて迎えに来てもらったとか行きたいパン屋の場所がわかんなくてさんざん探した揚句に諦めて違うところに行こうとしたら目の前に出てきたとか、いろいろありましたが。まあいいことにしよう。

なんとか見つけた天然酵母のパン屋さんでパンをゲット(^^
パンの家ボンジュール
http://tabelog.com/nagasaki/A4205/A420501/42001116/





一番の目的は教会巡り。


最初に、堂崎教会に行ってきました。
今、世界遺産登録を目指しているそうです。


 

恥ずかしながら、
隠れキリシタンの方々は、今でも隠れている、ということを
知りませんでした。
 
江戸時代の1612年にキリスト教禁止令が発令され、明治6年(1873年)に解かれた後、
隠れキリシタンの方々は愕然としたそうです。
自分たちが口伝で必死に守り続けてきた教えが
本来のキリスト教とは大分趣が違ってしまっていたことに。
 
そこで彼らは、本来そうであったはずのカトリックの信者になるか、
これまで守ってきた、隠れキリシタンの信仰をそのまま続けていくか選択を迫られ、
カトリックの信者にならなかった人々は
表向きは神道のままだけど中身はキリスト教徒、
だけどカトリックとは大分違う信仰、という道を選びました。
 
それが、現在も残る隠れキリシタンと呼ばれる方々。



山奥にある、繁敷教会。
林道の終点の、そのさらに奥にあります。
 
 


ひっそりと、人が訪れるのを待っています。

繁敷教会
http://www.city.goto.nagasaki.jp/pc/sekaiisan/goto_churches/shigejiki/index.html



海沿いの道に戻り、荒川温泉の足湯で一休み。




地元の御夫婦と、その孫娘3人が遊びに来ていました。
3人ともそっくり!かわいいね。


北に向かって海沿いを進み、高浜海岸へ。
夏に高台から眺めると、海の色が七色に見えるのだそう。
砂が真っ白で細かくて、貝殻がたくさんあって本当にきれいな海岸でした。




三井楽に向かう途中に立ち寄った貝津教会。
夕方の太陽の光に、ステンドグラスが綺麗。


 
 
貝津教会
 
 
三井楽では、教会に寄った後
淵の元カトリック墓碑群で夕日を見ました。
大分雲が出てしまったのですが、
それでも、見に行ってよかった。




ゆっくりと空の色が変わっていきます。
とても神秘的な眺めでした。


夜は、西光荘にお世話になりました。
小ざっぱりしたお部屋と寝具で心地よく眠れました。
そしてこのボリューム満点かつ美味しいお夕飯!!





ワタリガニにサザエ、
あかむつ、カンパチ、アオリイカ等々新鮮な魚介たくさんと
五島牛をもいただいて大満足。
それでこのお値段は・・・いいんですか!?って感じ。

福江に行ったらまたぜひ泊ります!



明日は最終日。残り半周を。


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